「不動産屋は家を売るんじゃない」 これが、私が不動産業界に入ろうと思った言葉であり、これを教えてくれた人との出会いが、不動産業界に入るきっかけでした。 まだ、私が大阪で飲食業に携わっていた2013年の秋ごろ、漠然と転職を考えていた私に、前職の代表取締役が横浜から面談に来て、いろいろと話してくれました。その中に、先ほどの言葉もありました。 「家を売る」ことが不動産屋の仕事でなければ、何が仕事なのでしょうか? 代表取締役が教えてくれました。不動産屋が売るものは、①環境 ②知識と経験 ③真心 です。 不動産は、あくまで「入れ物」で本当に、大切なのは、売買して得られるお客様の新しい生活です。 お客様のご要望を形にする為に、まずはお客様のご要望をお伺いし、それを実現するために、必要となる専門的な知識や経験をご提供し、お客様のお気持ちに寄り添って、一緒に検討させて頂く。そんな不動産屋になって欲しい。 この話に共感し、私は不動産業界への転身を決意しました。
不動産業界に転身して、おかげさまで百組以上のお客様のお住み替えや不動産のご相談に携わらせて頂いております。 お客様のご要望やご状況が様々なので、一様に成功事例は言いにくいのですが、お客様にとって本当に良い取引であったか、お客様に満足頂けたかを確認する上で、私が参考にしているのは、お客様が他のお客様をご紹介下さるかどうか、平たく言えば、口コミです。 この点、ありがたいことに、今まで多くのご紹介を頂くことができており、お客様の満足感を実感させて頂いております。
私が不動産業界に入って、2週間ほどで初めて接客をさせてもらい、そのお客様がそのままマンションをご購入下さいました。 そのときに「物件はいろいろと検討するけど、とにかく、鈴木さんから買うよ」と仰って下さいました。 ご契約頂いた後に、その理由をお伺いしたのですが、そのときのお話がとてもありがたく、私の不動産業者としての礎になっています。「今回、自分たちは初めて家を買うし、鈴木さんも初めての接客とのこと。だから、これから一緒に不動産を勉強できれば良いなと思って、鈴木さんから買うことを決めたんだよ。だから、こちらの希望だけど鈴木さんには、自分たちがローンを返済し終わるまでは、できれば不動産屋でいて欲しい。」 これが、お客様が話して下さった言葉であり、私の支えになっています。当然ですが、不動産を売買し、引渡しを終えたところから、お客様の新しい生活は始まります。つまり、不動産取引は、ゴールではなくスタートで、不動産業者はお客様にご要望頂いた生活が実現できているか、取引後についても、お客様をサポートさせて頂くものだと、私は考えております。 不動産売買を通して、お客様のご要望を実現し、一緒に楽しませて頂けることが、この仕事のやりがいだと感じています。
私は、不動産業はコンサルティング業だと考えています。今までお話してきたような、お客様のご要望を形にし、一生涯サポートする為には、単純な不動産流通のノウハウだけでなく、金融などの資産運用、税金や日々のファイナンシャルプランなど、お客様の生活に関するすべての知識が必要です。それほど広範な分野をすべて一人で賄うのは、正直難しいです。 しかし、私には、仕事を通して私の考えに共感して下さり、一緒にお客様を支えて下さる各分野の専門家がいます。どうすれば解決できるかが分からなくても、誰に相談すれば良いかはすぐに分かります。 お客様と一緒に課題を解決しながら、日々、パワーアップしております。 「衣・食・住」に数えられる程、不動産は人の生活に不可欠な要素です。だからこそ、不動産屋がお客様の一番身近なご相談相手になり、多岐にわたるコンサルティング・バリューデザインができる。傲慢かもしれませんが、そんな未来を目指しております。
担当の人柄と希望に沿った活動が決め手になりました
なんぼやでのイメージそのままに安心して取引できました
『先を見越した提案』と『営業プロセス』の強さを感じました